ハンドソープで洗えるスマホに石鹸はダメ?注意事項やメリットは!
携帯電話メーカーのKDDIから、ハンドソープで洗えるスマートフォン「DIGNO rafre(ラフレ)」が発売されることになりました。
発売日は12月11日。
今まで防水機能のあるスマホは発売されていましたが、ハンドソープで洗えるスマホの登場は世界初なんだそうです。
とはいえ、使用してはいけない石鹸などの注意事項はあるそうです。
スマホがハンドソープで水洗い可能になることによるメリットについても調べてみました。
ハンドソープで洗えるスマホに使ってはいけない石鹸とは?
そもそも、今まで発売されていた防水機能付きのスマホは、ハンドソープで洗ってはいけなかったのでしょうか。
僕の周りでも一部分ではありますが、防水スマホの汚れを石鹸で洗ってる方はいましたが…
実は防水機能のあるスマートフォンであっても、ハンドソープや洗剤を付けて洗うのはNGなんだそうです。
その理由はハンドソープや洗剤には界面活性剤が含まれているからです。
水には強い表面張力があるため、小さい隙間には入りにくいという性質があります。
その表面張力の力を弱めるのが界面活性剤の働きです。
衣類を洗う時などは水は繊維の中に入り込めませんが、洗剤の界面活性剤の働きで細かい繊維の隙間にも入り込むことが出来るわけです。
よく洗剤のCMで「繊維の奥まで入り込んで…」なんてフレーズを耳にすることがあると思いますが、スマホの場合はその隙間に入り込める性質が悪影響を及ぼしてしまうわけなんですね。
今回KDDIから発売されるラフレは、隙間をなくした一体成型パッキンを使い防水機能を向上させるなどして、ハンドソープで洗うことを可能にしたんだそうです。
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ラフレのCM動画はこちら↓
CMの演出の中にも説明がありましたが、温水防水にも対応しているのでお風呂でも気兼ねなく使えるとのこと。
これから寒くなる季節ですのでありがたい機能ですよね。
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ただしラフレにも注意事項があって、ハンドソープ以外の石けんや洗剤を使って洗うのはダメなんだそうです。
固体や液体の石鹸はどうしても完全に洗い流すことができないそうで、その洗い残しがスピーカーの穴などにつまって固まると故障の原因になってしまうから、なんだとか。
そう言われてみると、泡タイプのハンドソープって洗い流しがとっても楽ですもんね。
理由はおそらくハンドソープ以外の石鹸は、石鹸成分である脂肪酸のアルカリ塩が多く使われているからかもしれません。
あと、お湯がかかる程度は大丈夫ですが浴槽のお湯に浸けるのはNGとなっていますので、「ハンドソープ」や「お湯」というフレーズを過大に解釈しないように注意したいところですね。
スマホをハンドソープで洗うことのメリットは?ママにも嬉しい!
先ほどのCM動画のように汚れが付いたら、特に油汚れが付いた時などはハンドソープで洗えるのは嬉しいですね。
でもハンドソープで洗えるメリットはそれだけではないと思います。
一説によると、スマートフォンはトイレよりも雑菌が多いとも言われていますよね…
確かにスマホは肌身離さず持ってる方も多いですし、雑菌が繁殖してもおかしくない状況で使用されています。
ある調査結果によると、身の回りにあるアイテムの「菌の温床になってる危険度ランキング」でスマホは上位に入ってるそうですよ。
でも殺菌効果のあるハンドソープで洗うことによって、菌が繁殖するのを防ぐことができますよね。
ということは、スマホに付いたウイルスも撃退することができるかもしれません。
これから冬本番を迎えるようになると、インフルエンザ流行の兆しが現れてくると思います。
インフルエンザにかからないようにするための予防法として、「手洗い」が効果的なのはよく知られています。
手についたインフルエンザウイルスを手洗いで除菌することにより、ウイルスに感染する可能性が減るわけです。
でもせっかく手洗いで除菌しても、スマホにインフルエンザウイルスが付いていたら…
そう考えるとスマホをハンドソープで洗うことは、インフルエンザウイルスに限らず病気の感染を防ぐことに繋がるかもしれませんよね。
特に何でも口に入れる年頃の子供を持つ親御さんには、嬉しい機能なのではないでしょうか。
と、ハンドソープで洗えることのメリットを紹介してみましたが、僕はKDDIのセールスマンではありませんので、買いましょう!と薦める気は全くありませんからね(笑)
ただ、今までありそうな機能なのに世界初だったというのが、目の付け所が素晴らしいと感じた次第です。
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今回のラフレの売れ行き次第では、色々なバージョンや他社の類似商品なんかも発売されるかもしれませんね。
いずれにしろ、消費者にとってはありがたい新機能だと思いました。
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